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先日、福島の実家へ帰りました。
その時の率直な感想などなど。

―――――――

阪神・淡路大震災のとき自分は関東にいて、関西から避難してきた男の子が小学校で同じクラスになったのを、何も考えずただ見ていた記憶があります。
被災した人のために何かしたいと思える人が、素晴らしいなあと思います。
一方で、やっぱり直接自分の身に降りかからなければ実感がわかないという人もいると思います。
自分は後者の人間でした。


自分の家が形を留めているのが、とても幸運な偶然であることを知りました。
すぐ近くの道路が瓦礫でいっぱいで、まるで知らない場所に迷い込んだようでした。

電柱は90度近くに折れ、
港の船は縦に乗り上げ、
乗用車はトラックに突っ込んだ形で停止し、
建物はひび割れ地面にめり込み、
道路はうねうねと波打っているような状況でした。

ただ、
その道路をふつうに車が走り、スーパーは品薄ながらも活気で溢れ、ふつうに仕事をし、生活している人々がいました。
転んでもタダでは起きないというか、図太いというか(笑)
腹をくくってしまったのか底抜けに呑気なのか、どちらにせよ、その風景に自分は少し救われました。


国外逃亡するのも故郷に残るのも自由だと思います。
ただ自分で後悔しない道を選ぶことが、大切なのだろうとおもいます。

何が正しいのか、何を信じればいいのか、何をすればいいのか、
自由に選択することができるならば、他人に判断を委ねることなく、自分の意思でそれを選ぶのが一人一人の責任なのではないかなあ とも、おもいます。

この自然災害と今の日本の風景を、脳内と網膜に焼き付けて自分は生きていきます。
それが自分にできることだと思っています。

―――――――

そしてまだまだ自分は勉強不足だなあ、と思い知る今日この頃。
知ってることと知らないことの境目ってむずかしい。

元たまの知久さんのサイト。いろいろ教わりました。
そしてちょっと、とっても、和みました。うーん大好きだ!
http://www.officek.jp/chiku/chiku.html
知ろうとする姿勢を忘れてはいけないのですね。

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